筋トレはした方ががいい?あなたの好きな運動を

筋トレは必要? トレーニング

筋トレはした方ががいいですか?と聞かれることがあります。

筋トレはしたほうがいいですよ!

そう答えると、相手の方はたいていがっかりした顔になります。

私もスポーツクラブにはいきますが、筋トレマシーンはやりたくないのです素通りです。だから、気持ちはよくわかります。

筋トレしなきゃ、運動しなきゃ、でもやりたくない、でも体が衰えているのを感じる…・

そんな時はどうしたらいいのでしょう?

やっぱり、筋トレかー

筋トレはしたほうがいいですよと答えるとやっぱり、筋トレかーとうなだれます。

やめといたほうがいいよ!と言ってくれれば、やらないでいられる理由ができるのに、

やっぱりやらないとダメか、のガッカリ顔です。

ヨシ、私も始めるか!となる人は正直ほとんどいません。

気持ちはよくわかります。私も筋トレはキライだから。

筋トレは生きるために必須ではありませんが、適度な運動は健康のため、病気のリスクを減らすことができます。

そんなことはわかってる、でもやりたくないんだよ…・

筋トレをランニングに置き換えてみると

私は走ることもキライです。

走っている人に「ランニングどうですか?」と人に聞くと、走らなきゃよかったという人はほとんどいません。

膝を壊した、脚が太くなったという人はいても、やめておいたほうがいいと言った人は、今まで私の周りにはいません。

走ってもやせないけどね、とは言われます。

ランニングはウォーキングより効率的です。

同じく距離、歩数でも歩くより走ったほうが早いし、強度も上がる。

筋トレが勧められるのは効率よく筋肉を鍛えられるからです。

運動

生きるための筋肉

「やりたくない」

しかし、もうそろそろ、そんなことを言っている場合ではなくなってきました。

運動するのはダイエットのためでも、スタイルを良くするためでもありません。

これからの私達には明日を生きるための筋肉が必要です。

しゃがんだ姿勢から立ち上がろうとすれば何かにつかまって、どっこいしょとなる。

ちょっと歩けば腰が痛くなるし、掃除片付け草抜きで筋肉痛。

筋肉量が足りないためカバーできない体の痛み、増え続ける体脂肪率。

毎日を快適に過ごしていくための筋肉が足りない。

更年期世代はこの変化を特に感じます。

女性ホルモンが減ることで筋肉量も減少、体脂肪率増加。

体のあちこちに不調がでてきます。

キライなランニングが続いている理由

そんな私ですが、ランニングをはじめて2年経ちました。

続けられている理由は体の変化と効果が実感できるから。

以前よりに走れるようになったり、長い距離が走れるようになったり、体がシュッとしてきたり、体脂肪が減ったり。

やった分だけ結果がでる。

これ程成果がわかりやすいものは大人になると、そうそうありません。

ヨガでは得られない効果も楽しい。

早くも長くも走れないけど、やればできるという自信と踏ん張りがきくようになったという自己効力感が得られれば、それでいいのです。

効果が感じられると、続けるモチベーションにもなります。

運動

カギは達成感

筋トレが好きになる人と、なれない人とでは、何が違うのでしょう?

それは、「達成感」を得られているかどうかです。

人が何かを達成したとき、幸せホルモンと呼ばれる脳内物質(神経伝達物質)の一つであるドーパミンが分泌されます。

このドーパミンの作用によって、達成感が得られるのです。

ドーパミンが分泌されて達成感を味わうと、「これを再び味わいたい」と思うようになり、同じ行動を繰り返すようになります。

私がキライなランニングが続いているのも「達成感」があるから。

こうして人は何かにハマっていくのです。

好きなことをしよう

自分が好きなものじゃないと続きません。

運動じゃなくても活動量が増えるならなんでもいいのです。

筋トレには気力が必要。でも、軽いストレッチやウォーキングなど、自分に合った軽い運動から始めることもできます。

英語では「体を鍛えること」を“work out”と言います。
“work out”は、「筋トレ」だけでなく、ジムでトレーニングをすることや屋外で走ることなど、体を鍛えるための運動全般を表します。

ヨガ、ダンス、水泳など、自分の興味やライフスタイルに合ったものをさがしましょう。

楽しい活動を続けることで、運動を継続しやすくなります。

筋トレの苦手意識を克服するなら…

運動や筋トレが嫌いという人は、目標を高く設定してしまっている場合が多いものです。

目標が「楽々と」できるようになったら、回数や負荷を上げたり、種目を変えたりして、段階的に目標のレベルを上げていきます。

そうすれば、繰り返し達成感を得られるのです。

運動を始める前は、ほとんどの人が「面倒だな」「嫌だな」と感じるものです。

インストラクターの私でさえ、疲れている日は「あ~、今日はやりたくないなあ」と思います。

でも運動後は、必ず「あ~、気持ちよかった」「やってよかった!」となります。

ですから、筋トレをする前に憂鬱な気持ちになったら、やり終わった後の爽快感を思い出してください。

  • 筋トレで達成感が得られるようになれば好きになる
  • トレーニングの目標は達成の可能性が50%になるよう設定
  • 目標を楽々できるようになったらさらに負荷を上げるトレーニング前は誰でも憂鬱なもの。終わった後の爽快感を思い出して!

運動は楽しめるものでなければ続きません。

楽しみながら体も心も充実した日々を送りましょう。

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