膝をピンと伸ばしている立ち方していませんか?
膝はほんの少し、あそびがある程度にゆるんでいるほうがいいのです。
膝を伸ばし切っていいる状態を「反張膝」とか「膝過伸展」といいます。
自分が立っている姿がふつうだと思っているし、私も以前はこの姿勢でした。
膝も(肘も)通常は伸ばしきらないもの。でも誰もこんなこと教えてくれなかった。
ピンと伸ばして立つと見た目は良くても、機能的でなくなってしまいます。
キッチンで洗いものをしていて、お腹がビチョビチョになるあなた、膝ピンの疑いがあります。
膝を伸ばしすぎるのが良くない理由
立っているだけで太ももの前の筋肉が使われています。
膝をピンと伸ばすと太ももの前の筋肉が働きます。
→太ももの前ががっちり、脚の形の崩れ
重心バランスを整えようとするため上半身でバランスをとります。
→反り腰を引き起こす可能性
→反り腰はお腹の力が抜けるので下腹が出る
膝関節に負担がかかります。
→膝関節の変形、痛みが出る可能性
下半身の筋力バランスが崩れます
(太ももの前と横が使われ、内外とバランス良いのが理想的。)
→O脚
→前面ががっちりした太もも
改善策
レッスンでよくお伝えしているのは、膝をふわっとゆるめて立ちます。
本当に少しだけです。
曲げるのではありません。
筋肉を使って立つのではなく、骨を上に積み上げて骨で立つ感じ。
足裏で床を押し上げる感じ。
私は膝をふわっとして、骨盤の位置を調整した時、
地に足がついている!地球にたっている!
という感覚がつかめました。
膝をふわっとさせることによって骨盤、股関節の動きが出るので、反り腰改善にも効果があります。
骨盤まわりが硬い方は、骨盤周辺もほぐす必要があります。
立ち癖が知らないうちに悪循環をまねいて
体の痛みやボディラインの崩れを引き起こすことも。
もう一息ですが膝ピンやめたら脚が細くなった例
膝をふわっと伸ばす意識だけでも
腰が楽になったり、関節への負担が減りますよ!
【ヨガインストラクター】
骨盤底筋トレーニング、骨盤調整、姿勢改善ストレッチ。
三重県津市・鈴鹿市・亀山市を中心に活動中。
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