胸を張ると肩がこる

若い時から「姿勢がいいね」と言われ、自分でもそう思っていました。

実は、いい姿勢を勘違いしている、胸張り反り腰タイプだったのです。

ボディライン、体の不調などに悩んでいた私の過去をお話しします。

椎間板ヘルニアになってしまった

あれは、38歳のお盆休み。

床のものを拾おうとして、腰に激痛が走りました。

やってしまった、ぎっくり腰だ！

でも、念のため病院に行ったら椎間板ヘルニアでした。

すでにインストラクターとして活動していたのに。

体に対しての意識は高い方だと自負していたのに。

ふだんの間違った姿勢に加え、体の使い方が悪かったのです。

当時を振り返ると、腰をそって胸を張っていました。

胸を張った姿勢は、一見「いい姿勢」に見えるのですが、腰に負担がかかっています。

物を持ち上げる時の体の使い方も、腰に負担がかかる動きをしていました。

肩こり、腰痛も解消せず

実は、ヨガをしていたのに肩こりや腰痛がありました。

腰痛、肩こり改善の動きはレッスンでもやっていたにもかかわらずです。

肩の表面は柔らかいし、柔軟性もあるのです。

でも、奥の方の凝りがとれませんでした。

今思えば、中心軸がずれた姿勢を支え続けているのですから、こりはなくなりません。

ボディラインも思ったように改善しません。

脚が太く、筋肉が足の外側につきやすい。

ウエストにくびれもない。

ヨガインストラクターとして人前で体のラインをだすウエアなんてはずかしくて着られません。

でも、私はこういう体型なのだと思っていました。

ヨガのポーズをまねしているだけだった

ある日他の先生のレッスンを受けていて気がついたのです。

ヨガポーズをしているつもりが、体がきちんと使えていない事に。

柔軟性もあり、中途半端に器用なので一見ヨガのポーズができてしまうのです。

かっこうはにているけれど使いたい筋肉に効いていない。

たとえば、骨盤を立てるといいます。

私は、骨盤を立ててるつもりが腰で反っていて、垂直に骨盤を立てることができていなかったのです。

それからは、筋膜や解剖学を勉強しなおしました。

股関節周りを…骨盤周辺を…。

すると、どうでしょう。一か所ゆるめると次々に問題の箇所に気が付くのです。

次は胸がかたい、背中がかたい、首がかたくて動かない…。

など、順番にねじを緩め、締めなおしていく日々。

2年くらいかけて、徐々に姿勢を改善することに成功しました！

50歳を過ぎた今が一番体が楽

姿勢を整えたら、肩こり、腰痛から解放されました。

体重は増えたのにボディラインは整い、足やせやヒップアップの効果まで感じられるようになりました。

これは、すごい！

悩んでいるたくさんの女性に届けたい！

やっていることは地味なストレッチです。見たことがある動きも多いと思います。
でも、多くの人は形だけマネして効果が出ていないのです。
私がそうだったように。

長年の体のクセはすぐには変わりません。
歳を重ねるほど戻すのに時間がかかります。

でも続けるほどにラクになる。

食事制限や激しい運動は一切なく、体のラインが変えられる！
ダイエットより美人に見えるお得ワザです。

なにより、痛みや不快感が減り、カラダが軽くなる。

私と同じような人はたくさんいるはず。

悩んでいる、あきらめている女性に届けたい！

私の経験＆知識を掛け合わせてメソッド化しました。

食事制限や激しい運動は一切なく、体のラインが変えられる。

なにより体が楽になるのです。

疲れなくなり、痛みが軽減したら、いつも間にかボディラインもきれいになっていた。

健康の上に美はつくられるのです。

この体験を、たくさんの方に届けられたら私もとてもうれしいです。